RefVid
プロンプト

デザインを保つブランドマスコットのプロンプト

マスコットは、一目で誰もが認識できてこそ意味があります。そのためには、毎回同じ体型、同じ色、いくつかの決まった動きが必要です。参考画像で制限をかけないと、AI動画モデルは無個性な可愛いキャラクターに寄っていきがちです。ここでは挨拶や決めポーズ、商品と並ぶシーン、季節キャンペーンのプロンプトを紹介します。どれもマスコットの見た目は画像から取り、プロンプトは動きだけを指示する形になっています。

参考写真4枚

こんにちはの挨拶
AIで作ったマスコット「ピップ」を、4枚の写真から一度保存して使用。プロンプト:ピップが明るい机の上に立ち、片腕を振りながら「こんにちは、ようこそ!」と言う。RefVidでKling 3.0 Omniを使って作成。

マスコットのプロンプトを機能させるコツ

参考セットは設計図のように用意しましょう。白背景で正面、斜め前、横、後ろの各角度と、顔のアップを、最終的な表現スタイル(3Dでも平面の2Dでも)に合わせて撮ります。合計5枚で、1つの被写体に使える上限です。マスコットにロゴがある場合は、いずれかの画像で必ず見えるようにしてください。

口がない、あるいは体型が独特なマスコットの場合は、その特徴を画像ではっきり示してください。モデルは口を足したり頭を小さくしたりしがちです。

マスコットの動きは少ないレパートリーを決めて、繰り返し使いましょう。両手を振る、ぴょんと跳ねる、首をかしげる、などです。決まった動きを繰り返すと、マスコットらしさが出てきます。動きがシンプルなほど、体の形も崩れにくくなります。

ブランドカラーはプロンプトではなく参考画像に入れてください。参考画像に特定のオレンジがあるのに「鮮やかなオレンジ」と文字で書くと、色味がずれることがよくあります。

以下の例ではマスコットを「ピップ」と呼んでいます。ご自身で保存した名前に置き換えてください。RefVidはその名前を、マスコットの参照としてモデルに渡します。動画の長さとアスペクト比は設定項目なので、ここでは括弧内に示しています。

挨拶と決めポーズ

プロンプト(5秒、9:16):ピップが明るいお店の入口の前に立ち、その場で一度ぴょんと跳ねて、両手でカメラに向かって手を振る。カメラは固定し、ピップの目の高さから全身が入るように撮影。柔らかい日差しで、背景のショーウィンドウはぼかす。参考画像と同じ3Dレンダリングのスタイル。

効果のポイント:目の高さから撮ると体型が正しく保たれ、跳ねて手を振る動きは分かりやすく繰り返せる挨拶になります。シリーズのどの動画でも、冒頭にこの挨拶を入れると効果的です。

プロンプト(4秒、9:16):ピップが無地の黄色い背景の下端から飛び出し、親指を立てて、首をかしげる。カメラは固定して、ミディアムショット。均一なスタジオ照明で、影は柔らかく。

効果のポイント:無地の背景での登場シーンは、エンドカードとして使い回しやすいです。手の形が崩れるときは、参考画像をマスコットの手のアップに差し替えてください。

プロンプト(6秒、16:9):ピップが小さな丸いステージに立ち、ゆっくりお辞儀をしてから体を起こし、両腕を大きく広げる。上からスポットライト、暗い背景に、淡い紙吹雪が舞う。カメラはゆっくり寄っていく。

効果のポイント:お辞儀は一続きの滑らかな動きなので、モデルが正確に描きやすい動作です。紙吹雪を加えると、キャラクターを増やさずに祝祭感を出せます。

マスコットと商品

商品も独立した被写体として、専用の写真とともに保存し、プロンプトで両方の名前を書いてください。1つのカットに最大3つの被写体を登場させられます。以下の例では、架空の商品「MOVA box」と「CRUNCHO box」を使っています。

プロンプト(7秒、16:9):ピップが歩道を歩き、両腕で「MOVA box」を抱えている。玄関の前でそれを置き、小さく手を振る。カメラはピップの高さで横から追う。晴れた午後の住宅街。

効果のポイント:箱を両腕で抱えるほうが、小さなものを片手で持つよりシンプルです。ブランド表示が読めるよう、箱はマスコットに対して大きめに写してください。

プロンプト(5秒、16:9):朝食のテーブルでピップが「CRUNCHO box」の隣に座り、片手で箱を指差して頷く。明るい朝のキッチンの光で、近くにボウルとスプーン。カメラは固定し、ミディアムショット。

効果のポイント:指差しの動きがあると、マスコットと商品がフレームの中で分かれて見え、二つのデザインが混ざるのを防げます。

1つのカットに保存した2つの被写体を並べた例。マスコットの代わりに人物で表現しています:ミアが「NOIR 07」のボトルを持っています。RefVidでKling 3.0 Omniを使って作成。

季節とキャンペーンのシーン

プロンプト(6秒、9:16):夕暮れの静かな公園で、ピップが差し出した手に雪の結晶を受け止め、それからカメラを見上げる。暖かいランプの光、ゆっくり降る雪、背後には電飾された木々。カメラはピップの高さで固定。

効果のポイント:季節感は天候で表現すれば、衣装を変えなくても伝わります。マフラーや帽子を加える場合は、季節版のマスコットを別途保存し、専用の参考画像を用意してください。

プロンプト(7秒、16:9):ピップが暖かい砂浜を海に向かって走り、波打ち際で止まって、近づいてきた小さな波に足で水をはねさせる。カメラは後ろから追いかけ、そのあと静止する。明るい真昼の太陽、ターコイズブルーの海。

効果のポイント:走ってから簡単な動作で止まる流れは、勢いがありながら終わり方もすっきりします。動画の大部分でマスコットの後ろ姿が映るので、後ろ向きの参考画像があると役立ちます。

同じピップの写真4枚から作成したキャンペーンシーン。ティルトシフトで撮ったミニチュアの町の広場を、背後で模型の電車が走っています。RefVidでKling 3.0 Omniを使用。

RefVidでマスコットキャンペーンを運用する

RefVidではマスコットをキャラクターとして、各商品を別々に保存します。そのため毎週の動画キャンペーンでも、同じモデルシートを何度でも使い回せます。お店の店頭写真などのシーン写真で場所を設定でき、クリップにお金を払う前に、無料の静止画でシーンの構図を確認できます。

ショートストーリーを作るなら、1つのクリップに最大3カットを入れられます。「次のカット」を選ぶと、前のクリップの最後のフレームから続きが生成されるので、挨拶、商品の場面、エンドカードを同じ背景の中でつなげられます。

よくある質問

マスコットに口や大きな目が付いてしまうのはなぜですか?
AI動画モデルは、一般的な可愛いキャラクターの特徴に寄っていきがちです。いくつかの角度から顔をはっきり示す参考画像を用意し、話す・口で笑うような指示は避けてください。
AI動画でマスコットは話せますか?
デザインに口があれば可能です。音声をオンにして、引用符で囲んだ短いセリフを書けば、モデルが話す動画を生成できます。口のないマスコットの場合は、音声をオフにして身振りだけにし、編集アプリでナレーションを加えてください。
マスコットの参考画像は3Dレンダリングとイラスト、どちらがよいですか?
マスコット動画で使いたいスタイルに合わせてください。参考セット全体で1つのスタイルに統一するのが大切です。レンダリングとスケッチを混ぜると、出力がぶれやすくなります。
マスコットの動きは何種類くらい用意すべきですか?
決めポーズは3〜5種類で十分です。同じ動きを繰り返し使うことで認識されやすくなり、どのクリップでもマスコットの体型が安定します。
マスコットのAI動画用プロンプトに書かなくてよいことは何ですか?
マスコットの見た目です。デザインは参考画像が保持するので、プロンプトではシーン、動き、カメラの指示だけを書きます。
マスコットのAI動画で毎回同じ動きを使ってもよいですか?
はい、むしろ使うべきです。数種類の決めポーズをクリップ間で繰り返すことが、マスコットを覚えてもらうための大切な方法です。